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対岳文庫


 対岳文庫は、岩倉具視幽棲旧宅の敷地内にある鉄筋コンクリート造平屋建て、桟瓦葺き屋根の建物です。東西棟の主屋に切妻妻入の玄関を突出し、外壁は上部をスクラッチタイル貼とし、腰を洗出しとしています。内部は陳列室と収蔵室に分かれ、床板敷で壁を板張りとしています。簡潔で軽快な意匠で、武田五一の手になる小品の好例とされています。建物は、国登録有形文化財(第26-0266号)に指定されています。
 幕末明治の政治家・岩倉具視が、公武合体を唱え和宮の降嫁を画策したため尊攘派に弾劾され、1862年(文久2年)から5年間幽棲した邸宅が岩倉具視幽棲旧宅です。ここで薩摩藩など諸藩の志士と通じ、維新の密議をこらしたと伝えられています。対岳文庫には当時の維新史料文書、岩倉具視の遺品など重要文化財及び市指定文化財があります。
 
対岳文庫 地図
 
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対岳文庫 住所:京都府京都市左京区岩倉上蔵町100
 

 
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