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旧本間家住宅


 本間家は、呉服業、酒造業、海運業などを営み、北海道の日本海沿岸経済の一翼を担った豪商です。旧本間家住宅は、街路に南面した店舗と、その背後の主屋を中心に、附属屋、呉服蔵、醸造蔵が現存しています。主屋は1895年(明治27年)頃に着工し、1902年(明治35年)までには竣工しました。店舗は、1894年(明治26年)の上棟で、呉服蔵は1894年(明治26年)、醸造蔵、附属屋は1895年(明治27年)の竣工と考えられています。土蔵造などは、北海道で発達した木骨石造などによる防火性の高い建築群からなる商家の主要施設が良く残り貴重な建築物です。また構法や意匠は和風の伝統様式を基調としながら、洋風の技術や装飾を採り入れており、日本における洋風建築の地方への波及過程を辿る上でも重要なものです。
 
文化財指定:国の重要文化財(2003年12月25日指定)
構造:主屋:木造、建築面積332.89m2、一部二階、鉄板葺、西面石塀附属。店舗:木骨石造、建築面積145.61m2、二階建、南面下屋庇付、桟瓦葺。附属屋:木造、建築面積158.02m2、二階建、一部三階、桟瓦葺。呉服蔵:土蔵造、建築面積100.44m2、二階建、南面庇付、桟瓦葺。醸造蔵:土蔵造、建築面積74.80m2、一部二階、西面庇付、桟瓦葺。
建築年:明治時代:主屋、
 
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住所:北海道増毛郡増毛町弁天町1丁目30番地
  1. 旧本間家住宅
  2. JR留萌線 増毛駅
  3. バスターミナル
  4. 元陣屋(総合交流促進施設、郷土資料室あり)
増毛までの交通アクセス  

 
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