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旧丹波屋旅館


 旧丹波屋旅館は、宗谷本線音威子府駅から分岐してオホーツク回りで稚内に至る旧天北線の小頓別駅の駅前旅館です。主屋としての和館は小頓別駅開業時に合わせて建設されたものです。木造2階建、切妻屋根、平入で、正面中央に切妻破風の玄関を設け、階上を客室に充てていました。
 
 旧丹波屋旅館 洋館は、国道275号線に面し、和館の東妻面に棟続きで建っています。寄棟小屋根の両端を切り落とした腰折屋根が特徴的な木造2階建、屋根裏部屋付き、下見板張の洋館で、縦長窓の上部にスティックワークにより扁平アーチのファンライトを造りだしている点にも特色があります。
 
旧丹波屋旅館 地図(中央のポインターの場所が旧丹波屋旅館です)
 
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住所:北海道枝幸郡中頓別町字小頓別91-1
 
文化財指定:国登録有形文化財(第01-0016号と17号)
構造:和館:木造2階建、亜鉛メッキ鋼板葺、建築面積102m2。洋館:木造2階建、亜鉛メッキ鋼板葺、建築面積50m2。
建築年:1914年(大正3年)頃:和館。1927年(昭和2年)頃:洋館。
 

 
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