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旧中村平八郎家住宅


 旧中村平八郎家住宅は、穂別村開拓の先駆者・中村平八郎の邸宅です。中村平八郎は、1893年(明治26年)に石油資源開発のために新潟から穂別に入植し、穂別の開拓や穂別村政に貢献した人物です。起り屋根の玄関庇をもつ鉄板葺、片入母屋造、平屋建の主屋を中核として、玄関左手に鉄板葺、切妻造、2階建、下見板張の洋館、主屋右手後方に附属屋が置かれています。雨戸などの特色から、本州の大工を招き建築したと考えられています。北海道内陸部における大正期邸宅建築の様子を知るうえで貴重な建築物です。1994年(平成6年)に、中村平八郎の子孫より周辺の山林とあわせて、穂別町(現在のむかわ町に寄贈されました。
 
旧中村平八郎家住宅 地図(中央のポインターの場所が旧中村平八郎家住宅です)
 
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住所:北海道勇払郡むかわ町穂別458
 
文化財指定:国登録有形文化財(第01-0034号)
構造:木造2階建、鉄板葺、建築面積222m2
建築年:1922年(大正11年)
 

 
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