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JR小樽駅


 JR小樽駅 本屋は、小樽港に正面を向けて建っています。1934年(昭和9年)に建築され、昭和初期の鉄筋コンクリート造駅舎の好事例で、中央にトップライト付きの吹抜けのホールを設け、左右を2階建部とし、両端を平屋建部としています。傾斜地を利用したホール、地下道及び2階レベルのプラットホームの構成にも特色があります。小樽駅の駅舎としては3代目になります。
 
 JR小樽駅 プラットホームは、本屋背面の2階レベルに築かれています。幅員7.7メートル、長118メートル規模で、鋼製レールを用いて上屋を架けています。高架線式駅舎に似た動線計画を有し、本屋ホールから連なる地下通路とは階段で連絡し、北西寄りにも山側プラットホームとの間に荷物用の地下通路を設けています。
 
JR小樽駅 地図(中央のポインターの場所がJR小樽駅です)
 
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住所:北海道小樽市稲穂2-87-1
 
文化財指定:国登録有形文化財(第01-0067号と68号)
構造:鉄筋コンクリート造2階一部平屋建、建築面積1329m2:本屋。コンクリート造、面積907m2、上屋及び地下通路2所付:プラットホーム。
建築年:1934年(昭和9年)
 

 
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