札幌の近代建築物 - 旧西岡水源池取水塔

旧西岡水源池取水塔

　旧西岡水源池取水塔は、旧陸軍第7師団歩兵第25連隊用として月寒川（つきさっぷ川）上流部に建設された水道施設です。西岡公園にある西岡水源池と呼ばれる池の端にあります。内径1.5m、高6.6mの円柱状煉瓦造基礎上に、六角形平面、下見板張、縦長窓付の木造胴体部と、六角錐形の屋根が載っています。井上二郎の設計です。昔はこの塔まで渡ることの出来る小さな橋が架けられていました。公園のシンボルとして札幌市民に親しまれています。

旧西岡水源池取水塔地図（中央のポインターの場所が旧西岡水源池取水塔です）

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住所：北海道札幌市豊平区西岡公園内

文化財指定：国登録有形文化財（第01-0029号）
構造：煉瓦及び木造、鉄板葺、建築面積1.5m2
建築年：1909年（明治42年）

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