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稚内港北防波堤ドーム


 稚内港北防波堤ドームは、稚内駅から稚内港に向かって5分ほど歩いた場所にあります。古代ローマ建築を思わせる70本の列柱に支えられたドーム状になった防波堤です。防波堤庇工法と呼ばれる世界にもあまり例の無いものです。土谷実の設計により、1931年(昭和6年)に着工し5間の歳月をかけて、1936年(昭和11年)に竣工しました。高さ13.8メートル、長さ424メートルあります。1938年(昭和8年)には、稚内駅から防波堤ドームまで線路が延長されました。これにより、乗客は列車を降り、ドームの中を歩いて桟橋に渡り、樺太の大泊(現在のサハリン・コルサコフ)への連絡船へ乗船することが出来るようになりました。
 
稚内港北防波堤ドーム 地図(中央のポインターの場所が稚内港北防波堤ドームです)
 
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住所:北海道稚内市開運(稚内港)
最寄交通機関:JR宗谷本線 稚内駅
 
文化財指定:なし
構造:コンクリート造り、高さ13.8m、長さ424mの防波堤ドーム
建築年:1936年(昭和11年)
 

 
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