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JR東京駅


 東京駅丸ノ内本屋(JR東京駅)は、皇居から東へ一直線に延びる通称行幸通りの正面に位置しています。明治41年3月25日着工、大正3年12月14日に竣工しました。設計は辰野金吾で、辰野葛西事務所によって実施案がまとめられ、施行は大林組が行いました。南北折曲り延長約335メートルに及ぶ長大な建築で、中央棟の南北に両翼を長く延ばし、建設当初は、地上3階建でした。建築様式は、いわゆる辰野式フリー・クラシックの様式となっています。東京駅丸ノ内本屋は、日本の鉄道網の起点となる停車場の中心施設であるとともに、明治の市区改正計画に基づき建設された首都東京を象徴する貴重な建築です。煉瓦を主体とする建造物のうち日本最大規模の建築で、当時、日本建築界を主導した辰野金吾の集大成となる作品として、価値が高いものです。
 
JR東京駅(写真:2015年3月18日8時21分撮影)
JR東京駅
 
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住所:東京都千代田区丸の内1丁目1番3号
 
文化財指定:国の重要文化財(2003年5月30日指定)
構造:鉄骨煉瓦造、建築面積7,821.39m2、二階建、一部三階建、スレート葺
建築年:1914年(大正3年)
 

 
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