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聖路加国際病院 旧棟


 聖路加病院は、1902年(明治35年)に米国聖公会の宣教医師ルドルフ・トイスラー(Rudolf B. Teusler)によって創設されました。聖路加国際病院 旧棟は、当初の設計は最初アントニン・レーモンド(Antonin Raymond)が担当し、次にベドリッヒ・フォイエルシュタイン(Bedrich Feuerstein)により病棟中心部の尖塔が計画されました。白亜の壮麗な近代主義的な計画案でしたが、設計者がJ.V.W. バーガミニー(John Van Wie Bergamini)に代わり、現在見られるような意匠に変更されました。1933年(昭和8年)に鉄骨鉄筋コンクリート7階建て地下1階の建物が竣工(施工:清水組)しました。なお、1997年(平成9年)に病棟中心部の塔屋とチャペルを残して改築されました。中央の十字架を頂く高塔には、色モザイク・タイルが用いられ、病棟中心部の背面に突き出た礼拝堂には、美しいステンドグラスがあります。
 
聖路加国際病院 旧棟 地図(中央のポインターの場所が聖路加国際病院 旧棟です)
 
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住所:東京都中央区明石町10
 
文化財指定:東京都選定歴史的建造物
構造:鉄骨鉄筋コンクリート7階建、地下1階
建築年:1933年(昭和8年)、1997年(平成9年)改築
 

 
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