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三越本店


 三越本店は、1914年(大正3年)に竣工した店舗が、1913年(大正12年)の関東大震災で延焼したものを1927年(昭和2年)に大改装した建物です。設計は横河民輔、施工は横河工務所が行いました。当時としては、日本初の自動扉エレベーターや新型のエスカレーターが設置され話題となりました。1935年(昭和10年)に大規模な増改築を行い、現在の建物(鉄骨鉄筋コンクリート造7階建て、地下1階)となりました。正面玄関には、2体の青銅製のライオン像があります。このライオン像は、前の店舗が1914年(大正3年)に竣工したときに設置されました。太平洋戦争中には金属類回収令により供出されましたが、戦後に東郷神社(東京都渋谷区)で溶解を免れ保管されていたのが発見され、現在に至っています。
 
三越本店 地図(中央のポインターの場所が三越本店です)
 
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住所:東京都中央区日本橋室町1丁目4番1号
 
文化財指定:東京都選定歴史的建造物
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造7階建、地下1階
建築年:1927年(昭和2年)
 

 
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