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真木家住宅


 真木家住宅の洋館(国登録有形文化財:第13-0085号)は、白金に所在した海軍中将男爵真木長義の邸宅を移築したものです。北面東端にハーフティンバー風の車寄を突出させて玄関とし、南面中央には八角のベイウィンドウを張り出しています。外装化粧煉瓦の貼り方や内部ステンドグラスの意匠に新味が認められます。
 
真木家住宅の日本館(国登録有形文化財:第13-0086号)は、洋館とともに白金から現在地に移築され、洋館の東方に南面して置かれ、洋館とは渡り廊下でつながれています。木造、平屋建、寄棟造、桟瓦葺で、東南に書院座敷を配しています。材料、施工とも上質な造りになり、明治後期の和館洋館併存住宅の事例として貴重です。
 
真木家住宅 地図(中央のポインターの場所が真木家住宅です)
 
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住所:東京都調布市上石原2丁目48番4号
 
文化財指定:国登録有形文化財(第13-0085号と86号)
構造:洋館:木造2階建、瓦葺、建築面積151m2、日本館:木造平屋建、瓦葺、建築面積93m2、渡廊下付
建築年:1910年(明治43年)頃、1937年(昭和12年)移築
 

 
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