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松風荘


 松風荘の主屋(国登録有形文化財:第13-0143号)は、洗足池西方の台地上に建つ茶室を備えた住宅建築です。軒高を押さえた外観で、比較的小規模な部屋を配す一方で座敷飾を大きく取り、土庇や幅1間の広い板縁を回すなど、特徴ある平面を持っています。檜を主材としながら要所に銘木を用い、時代を表した数寄屋風意匠となっています。
 
松風荘の待合(国登録有形文化財:第13-0144号)は、門を入って左手奥に独立して建っています。北に主屋付属の3畳台目茶室があり、茶会の際の外待合となります。丸炉を備えた寄付3畳と不整形の土間、その裏に雪隠を付属しています。小規模ながら杉丸太による本格的な数寄屋普請になり、複雑な屋根を掛け変化に富んだ外観を造っています。
 
松風荘の門(国登録有形文化財:第13-0145号)は、敷地南辺ほぼ中央に南面して建っています。親柱背後に控えを立て、銅板葺で勾配の緩い入母屋屋根を架けています。戸口に太い鋲で板を密に打ち格子窓を開けた独特な意匠の扉を構え、まぐさ上に全体が彫刻化した蟇股を置いています。簡素ですが一部に法隆寺古材を使うなど、特徴ある門となっています。
 
松風荘 地図(中央のポインターの場所が松風荘です)
 
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住所:東京都大田区南千束2丁目25番6号
 
文化財指定:国登録有形文化財(第13-0143号から145号)
構造:主屋:木造平屋建、瓦葺一部銅板葺、建築面積143m2、待合:木造平屋建、瓦葺一部銅板葺、建築面積15m2、門:木造、銅板葺、間口1.7m
建築年:昭和時代初期
 

 
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