いこまいけ高岡
いこまいけ高岡 > 近代建築物 > 東京 > 杉並区

妙法寺鉄門


 妙法寺鉄門は、日蓮宗妙法寺の楼門脇にある鋳鉄製の柱門で、柱に「明治十一年 工部省工作分局 東京赤羽」のネームプレートがあります。和風を基調とし、一部に洋風を加味した意匠となっています。工部省が設計施工した確実な遺品として高い価値があります。この鉄門は、芝赤羽(現在の東京都港区)にあった工部省赤羽工作分局で製作されました。門柱の漢詩は、名筆家として知られた身延山久遠寺第74世・吉川日鑑法主の筆跡で、右には「花飛浄界香成雨(花は浄界に飛んで、香りは雨と成る)」、左には「金布祇園福有田(金を祇園に布て福は田に有り)」と書かれています。
 
妙法寺鉄門 地図(中央のポインターの場所が妙法寺鉄門です)
 
地図データ 読み込み中 .....
 
この場所に妙法寺鉄門の地図が出ないときは、ご利用のブラウザのJavaScript設定を「許可」にすることで地図表示できる場合があります。
住所:東京都杉並区堀ノ内3丁目
 
文化財指定:国の重要文化財(1973年(昭和48年)6月2日指定)
構造:鋳鉄製柱門
建築年:1878年(明治11年)
 

 
ページ先頭(東京都杉並区の近代建築:妙法寺鉄門)へもどる。
Copyright © 2006-2021 Ikomaike TAKAOKA. All Rights Reserved.