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東京女子大学 本館


 東京女子大学 本館は、図書館として、1931年(昭和6年)に建築された鉄筋コンクリート造4階建て、地下1階、一部瓦葺の建物です。アントニン・レーモンド(Antonin Raymond)による大正10年のキャンパス計画に予定されており、着工は遅れて昭和期にずれ込みましたが、初期レーモンドの特徴であるライト調の面影を残しています。校舎ゾーンの中心的建造物で、正門の突き当たりに位置しています。東京女子大学は、北米のプロテスタント諸教派の援助のもと、1918年(大正7年)に開学した大学です。初代の学長は旧札の五千円札で肖像に使われた新渡戸稲造です。本館の正面の壁に刻まれたラテン語「QUAECUNQUE SUNT VERA(すべて真実なこと)」は、新約聖書からの聖句の一節をとったものです。キャンパス内には、他に近代建築物として講堂・礼拝堂、14号館(安井記念館)、16号館(外国人教師館)、17号館(ライシャワー館)が残されています。
 
東京女子大学 本館 地図(中央のポインターの場所が東京女子大学 本館です)
 
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住所:東京都杉並区善福寺2丁目6番1号
 
文化財指定:国登録有形文化財(第13-0027号)
構造:鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建、一部瓦葺、建築面積1015m2
建築年:1931年(昭和6年)
 

 
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