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渉成園
渉成園 園林堂
園林堂（おんりんどう）は、傍花閣に対応する持仏堂で、1957年（昭和32年）に再建された建物です。正面四間で、中央間には桟唐戸を吊り、仏堂風の意匠としています。「園林」とは元来、中国宮廷に設けられた大規模な庭園を指す言葉ですが、仏典では「浄土」を表わす表現として使われ、桂離宮にも同じ「園林堂」という名前の持仏堂があります。園林堂の正面軒下には「元亨釈書（げんこうしゃくしょ）」の著者として知られる南北朝時代の禅僧・虎関師練（こかんしれん）の揮毫による「園林」の扁額が掛けられています。また室内には、中央の仏間と三方にめぐった入側（いりかわ＝座敷と濡縁との間の細長い縁側）ともに、棟方志功（版画家）が1958年（昭和33年）に描いた「天に伸ぶ杉木」「河畔の呼吸」と題された42面の襖絵で飾られています。園林堂の南側には二階建ての茶室「蘆菴」があります。
渉成園 園林堂（写真：2012年4月23日撮影）
渉成園 園林堂地図、渉成園詳細地図（園内地図）
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渉成園にある園林堂と周辺の見所
- 園林堂（おんりんどう）
- 蘆菴（ろあん）
- 蘆菴の春日灯籠
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- 傍花閣（ぼうかかく）
- 石橋
- 侵雪橋（しんせつきょう）
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- 高石垣（たかいしがき）
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