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川原寺跡
弘福寺(川原寺跡 中金堂跡)
弘福寺(ぐふくじ)は、飛鳥時代には飛鳥の4大寺院に数えられた川原寺の法灯を受け継ぐ真言宗豊山派の寺院です。山号は「仏陀山」です。川原寺の中金堂跡に建っています。平城京遷都により他の三大寺は平城京の地に移りましたが川原寺は飛鳥に残されました。9世紀には真言宗と結びつきを強め、弘法大師が朝廷より川原寺を賜りました。創建時の建物は、1191年(建久2年)に炎上し、鎌倉時代に再興されましたが、室町時代末期(16世紀頃)に雷火で再び焼失しました。その後は、かつての規模の伽藍が再興されること無く、現在は小さな本堂と大師堂があるのみの小規模なお寺となっています。
発掘調査によれば川原寺の中金堂は、正面三間×側面二間の母屋の四方に吹き放ちの庇をめぐらした開放的な建物だったようです。中金堂の南側には塔と西金堂が建ち、これらを取り囲む形で回廊が中金堂の両脇から中門まで繋がっていました。また、中金堂の東西と北には僧坊がありました。
弘福寺(写真:2009年10月25日撮影)
弘福寺の詳細写真
弘福寺 地図(Map of Gufuku-ji Temple, Site of Kawara-dera Temple)
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オレンジ色マーカーの場所が弘福寺(中金堂跡)です。
川原寺跡の見所
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