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日下部民芸館


 日下部民芸館(日下部家住宅)は、1875年(明治8年)の大火で焼失後、東側の角屋敷から現在地に移り、1879年(明治12年)1月22日に上棟式が行われました。総畳枚数が147畳もある大きな旧商家です。前庭を造り、江戸時代に許されなかった棟の高い2階建ての町屋で、棟梁 川尻治助が力量を発揮して造った住宅でです。蓄積していた良材で組み上げられた「オエ」「ドジ」上の見事な梁組、美しく整った座敷まわり、よく整備された中庭などに風格の高さが表れています。前側軒裏「せいがい天井」、箱庇、出格子、角柄窓、隅切窓は前面の計算された調和と建築美を醸し出しています。内部へ入って見上げると、整然としてしかも躍動美のある梁組が見られ、磨き上げられた光沢が美しいです。
 
日下部民芸館(写真:2009年10月10日撮影)
日下部民芸館
 
日下部民芸館 地図
 
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住所:岐阜県高山市大新町1丁目52番地
 

 
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