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熊鈴


 18歳の頃からハイキングを始め、日帰りで多くの山へ行きましたが、「熊鈴」は持ったことがありませんでした。何度か買おうかと考えたのですが、山で使っているのを見る(聞く)たびに、あの音がうるさく感じられ、購入をためらいました。最近は消音機能のついた熊鈴も発売されていますし、山を降りたあるの移動で周囲にチリンチリンの音で迷惑を掛けることはないのでしょう・・・。
 ここ5年ほどは、立山でテント泊をしているのですが、あそこでは熊が出ないので熊鈴も全く不要でした。が、立山にも飽きたので、2014年9月に薬師岳へ登山しました。立山に近いし、標高も高いので、熊なんて居るわけがないと思い込んでしました。しかし多くの登山者は、薬師岳山頂近くの稜線でもチリンチリンとやっていました。そんな光景を見て何も判っていない私は心の中で「ウルサイ、バカじゃないの、こんな場所で熊が出るか」って毒づいていました。で薬師岳を登り終えて、下山する途中の標高2600メートルくらいの登山道でのことです。向こうから上ってくるおじさんが「あそこに親子の熊がいるよ、気をつけて」と教えてくださいました。えっ、って感じでしたが、まぁ登山道から離れているし、大丈夫かな。しかし、熊はどんどん近づき、遂に登山道を横切りました。私は、5分ほど間を空けて、その場所を通過しましたが、ホントにビビッてしまい、その瞬間に熊鈴を買おうと決心しました。ただし、この時多くの登山者が熊鈴を付けていたのに、熊ちゃんは出てきた訳で、熊鈴を付けてれば、「熊のほうで音に気付いて警戒し熊に遭遇しない」って話ではないと思います。また、好奇心旺盛な小熊が熊鈴の音に興味を示して、逆に熊を呼び寄せるという話も耳にします。また熊避け以外で期待できる場面としては、鈴の音を出すことにより、ヤブ漕ぎ中にズドンとやられないように・・・、ハンターの人に人間だよ〜と知らせることも期待できます。
 実際には要らないだろうと思いつつ、モンベルの「トレッキングベル スクエア」を買いました。2014年9月19日のモンベル・金沢店で購入し、値段は822円(税込み、消費税8%抜きの金額は726円)でした。この熊鈴には消音機能はありませんが、ベル下部が開口しているのでそこへ詰め物すれば、ベロ(鈴の舌)が固定され音が出ません(実際に店頭では丸めた紙を入れて販売されていました。この熊鈴以外では、丸い「トレッキングベル ラウンド」がありましたが消音できないので選外、約2000円と高いけど消音機能付き「トレッキングベル サイレント」は音が甲高くて頭が痛くなりそうなので選外など数種類の熊鈴もありました。
 
モンベルの熊鈴「トレッキングベル スクエア」
熊鈴
 

 
熊鈴本体のベル
熊鈴本体のベル
 
熊鈴 について、モンベルWebサイトより引用
製品説明
 クマやイノシシをはじめとする野生動物に人の存在を知らせるためのアイテムです。カラビナ付きなので、バックパックやベルトループにワンタッチで取り付け可能。カラフルなチロリアンテープを配しています。
仕様
【素材】ベル本体:スチール、カラビナ:6061アルミニウム合金
【重量】39g
【カラー】ブラック(BK)/ ブルー(BL)/ クローム(CHROM)/ レッドブリック(RDBR)/ イエロー(YL)
【サイズ】ベル:横50×縦35×厚み30mm、カラビナ:26×50mm

 
と言う事で、モンベルの「熊鈴」を詳しく見ていきます。
カラビナ
カラビナ
チロリアンテープ
チロリアンテープ
熊鈴のベルの中
熊鈴のベルの中
熊鈴の消音用詰め物
熊鈴の消音用詰め物
 

 
登山用小物アクセサリー
スマホ用 防水ケースタブレット用防水ケースマップケース熊鈴下着カラビナコードロック細引き漬物袋
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