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摩利支天岳
摩利支天岳(ましりてんだけ)は、標高 2,872メートルの山です。江戸時代前期の天和3年(1683年)に円空上人が岐阜県側の平湯から登り、摩利支天岳と魔王岳を開山したと伝えられています。終戦後の1949年(昭和24年)には、東京大学の附属施設として摩利支天岳の山頂に「乗鞍コロナ観測所」が造られ、山頂の白いドームは長い間、乗鞍のランドマーク的存在として親しまれてきました。老朽化のため2010年3月31日をもって天体観測所としては閉鎖され、2011年度からは「自然科学研究機構乗鞍観測所」として再利用されています。
山頂までは観測所管理用の道路がありますが、一般の人は立ち入り禁止のため、摩利支天岳の山頂へ登ることは出来ません。
摩利支天岳(写真:2018年8月18日9時55分撮影)、富士見岳下の車道から眺めた摩利支天岳
乗鞍 摩利支天岳地図(Map of Mount Mashiriten-dake, Mount Norikuradake, Northern Alps (Hida Mountains))
摩利支天岳と周辺の山およびコースポイント
1. 畳平:標高 2,702m
2. 鶴ヶ池:標高 2,695m
3. 富士見岳:標高 2,817m、ご来光スポット
4. 不消ヶ池(きえずがいけ):標高 2,737m、富士見岳と摩利支天岳の間、真夏でも雪渓が残っていることがよくあります。
5. 摩利支天岳:標高 2,872m、旧乗鞍コロナ観測所
6. 肩ノ小屋:標高 2,768m、剣ヶ峰山頂の最寄りの山小屋
7. 朝日岳:標高 2,975m
8. 蚕玉岳(こだまだけ):標高 2,979m
9. 剣ヶ峰(けんがみね):標高 3,025.7m、一等三角点「乗鞍岳」、通称「乗鞍岳」の最高地点
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東側から見た摩利支天岳(写真:2018年8月18日9時50分撮影)
摩利支天岳山頂の旧乗鞍コロナ観測所(写真:2018年8月18日9時55分撮影)
摩利支天岳(Map of Mount Mashiriten-dake, Mount Norikuradake, Northern Alps (Hida Mountains))
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