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相国寺 法堂


 相国寺の法堂(はっとう)は、安土桃山時代(正確には江戸時代初期)の西暦1605年(慶長10年)に豊臣秀頼の寄進によって再建された建物で、国の重要文化財に指定されています。相国寺の伽藍としては最も古い建物であり、日本にある法堂建築としては最古の法堂です。法堂は、僧侶が仏教を講義するための建物ですが、相国寺では応仁の乱で仏殿が焼失しその後再建されなかった為に、近世以降、法堂に本尊 釈迦如来を安置し、仏殿を兼ねています。この法堂の天井には、狩野光信による龍の絵(八方睨みの龍)が描かれており、特定の場所で手を打つと反響するため「鳴き龍」と呼ばれています。
 
相国寺 法堂(写真:2015年11月19日14時43分撮影)
相国寺 法堂
 
相国寺 法堂地図(Map of Hatto Hall, Shokoku-ji Temple)
 
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法堂と周辺にある相国寺の伽藍
  1. 仏殿跡
  2. 弁天社
  3. 洪音楼(鐘楼)
  4. 宗旦稲荷社
  5. 法堂
  6. 庫裏
  7. 方丈
  8. 開山堂
  1. 経蔵
  2. 後水尾帝歯髪塚
  3. 鎮守(八幡宮)
  4. 天響楼
  5. 浴室
  6. 大光明寺
  7. 大通院
 
法堂側面(東面)と開山堂への渡廊下(写真:2015年11月19日13時51分撮影)
法堂側面(東面)と開山堂への渡廊下
 

 
臨済宗相国寺派 相国寺
法堂方丈開山堂浴室庫裏洪音楼(鐘楼)、 大光明寺弁天社承天閣美術館境内地図
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