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相国寺
相国寺 方丈
相国寺の現在の方丈(ほうじょう)は、江戸時代中期にあった天明の大火の後に、1807年(文化4年)に開山堂と庫裏と共に再建されたものです。入母屋造り、桟瓦葺き切妻造りとなっており、桁行(正面)25メートル、梁間(側面)16メートルあり、方丈としては比較的大きな建物です。2007年(平成19年)に京都府有形文化財に指定されました。
方丈正面(南面)には勅使門(ちょくしもん)があります。一間一戸の四脚門(しきゃくもん)で、屋根の左右が唐破風で平唐門となっています。
方丈正面の前庭は、白砂を敷き詰めただけの質素な造りの庭園です。これは方丈から法堂を見た時に法堂の姿を引き立てる目的があるとされています。また、太陽光が白砂に反射して、方丈の室内に光が入り室内を明るくする効果もあります。
方丈北側の庭園は「相国寺裏方丈庭園」として京都市指定名勝となっています。この庭園は、東西に長い枯れ川は造られており、西端に枯れ滝があります。北岸の空堀斜面には要所に石組がなされ、松や楓などの樹木が景色を調えています。
相国寺 方丈(写真:2015年11月19日14時22分撮影)
相国寺 方丈地図(Map of Hojyo, Shokoku-ji Temple)
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方丈と周辺にある相国寺の伽藍
裏方丈庭園、方丈北面の庭園(写真:2015年11月19日14時19分撮影)
方丈から眺めた方丈勅使門と法堂(写真:2015年11月19日14時13分撮影)
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