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四条通の近代建築
東華菜館
東華菜館(旧 矢尾政レストラン、鉄筋コンクリート造5階建て)は、四条通の鴨川べり(四条大橋西詰)に建つスパニッシュ・バロック様式で建てられた中華料理店(純北京料理)です。入口上部の装飾や屋上の尖塔の見ごたえがあります。4階壁面には、テラコッタ・タイルの装飾が施されています。西洋料理店「矢尾政」が大正時代のビアホールブームに乗り、1924年(大正13年)に新しいビアレストランをイメージしヴォーリズ建築事務所(ウィリアム・メレル・ヴォーリズ、William Merrell Vories、アメリカ人)に設計を依頼し、1926年(大正15年)に完成しました。その後、戦時体制となり西洋料理のレストランの運営が困難になり、当時のオーナーであった浅井安次郎(矢尾政の二代目店主)が友人で中国人の于永善に建物を売却し、中華料理店を創業しました。終戦直後の昭和20年末に現在の「東華菜館」となりました。
公式Webサイト:古き良き伝統 京都の東華菜館
東華菜館(写真:2008年11月11日15時50分撮影)
東華菜館(写真:2008年11月11日15時50分撮影)
東華菜館の写真
屋上の尖塔
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入口上部の装飾
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4階壁面のテラコッタ・タイル装飾
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純北京料理 東華菜館
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東華菜館 地図
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東華菜館 住所:京都府京都市下京区四条大橋西詰
東華菜館と周辺の近代建築物および観光名所
顔はライオンで羊の角を持つ動物の装飾(写真:2009年10月29日13時17分撮影)、入口上部
ちょっとグロイ魚系?の装飾(写真:2009年10月29日13時17分撮影)、入口上部
沢山の貝の装飾(写真:2009年10月29日13時17分撮影)、入口上部
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