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2015年7月12日、ニッコウキスゲを見に白木峰 登山


 富山県と岐阜県の県境にある「白木峰」、ニッコウキスゲの群生地として富山県内では有名な山です。例年7月中旬(7月10日前後?)に見ごろを向かえるのですが、この時期は梅雨の真っ最中〜。数年前から行きたいな、と考えながら、梅雨だし、八尾の山奥、国道472号線ってのがネックでなかなか行けませんでした。
 そんな中、NHKで見ごろだよ〜、って放送され、頑張って行って見るかとなりました。台風の影響により、フェーン現象となった2015年7月12日に白木峰へ行きました。天気は快晴、下界は30℃越えの猛暑、標高 1600メートル弱の白木峰も、それなりに暑かったです。
 登山の行程は、大長谷の林道 大谷線を登った場所にある「8合目登山口」を出発点として、白木峰まで登り、三角点を通過し、浮島のある池まで行き、元気があれば、小白木峰までのピストンを行い、登山口に戻る予定としました。
 
2015年、ニッコウキスゲを見に白木峰 登山(写真:2015年7月12日撮影)
2015年、ニッコウキスゲを見に白木峰 登山
 
2015年、白木峰と小白木峰 登山ルート
 
地図データ 読み込み中 .....
 
この場所に2015年7月12日に白木峰と小白木峰へ登山した時の登山ルート地図が出ないときは、ご利用のブラウザのJavaScript設定を「許可」にすることで地図表示できる場合があります。
 
白木峰と小白木峰 登山ルートのポイント
  1. 8合目登山口:標高 1,320メートル
  2. 白木峰 最高地点:標高 1,596メートル
  3. 二等三角点「白木峰」:標高 1,586.4メートル
  4. 浮島のある池:池塘
  5. 白木峰山荘:避難小屋
  6. 1418m ピーク:白木峰と小白木峰のおおよそ中間地点
  7. 小白木峰:標高 1,436.6メートル
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 ニッコウキスゲのシーズン中の白木峰は、激コミで登山口の駐車場も溢れて林道脇に路駐の列が出来て、車を停めるのが大変、と聞いていたので、南砺市の自宅を朝の5時09分に出発、砺波市の山を通り、旧山田村を通り、八尾の市街地をかすめて、国道472号線を走りました。さすが400番台の国道でした、早朝で対向車がイナカッタので、ワタシでも何とか運転できましたが、あまり使いたくない道です。で頑張って、大長谷の集落へ入り、大長谷温泉の横を通過し、21世紀の森 杉ヶ平キャンプ場から林道 大谷線へ突入。アスファルト舗装された林道です。車一台分の幅しかありませんが、対向車さえ来なければ問題ありません。林道入口の標高が約550メートルで、登山口の標高が1320メートル、この標高差を車で登れるのはラクチンです。
 8合目登山口の駐車場に到着したのは 6時40分。既に満車でした。仕方なく、駐車場から100メートルほど下った多少広い路肩に車を止めました。朝ごはんのパンを食べ、登山靴を履き準備して、車の場所を離れたのが 7時00分。8合目登山口の駐車場にはトイレがあったので、登山前に用を足し(トイレは詰まってました・・・)、準備完了。
6時40分にして駐車場は満車でした。
6時40分にして駐車場は満車でした。
8合目登山口のトイレ
8合目登山口のトイレ
 7時11分に8合目登山口を出発。標準コースタイムでは、登山口から白木峰までは約50分なので、順調に行けば8時には白木峰へ到着するはずです。登山口からの斜面は急坂です。樹間の登山道のため、直射日光は当らないのと朝なので、比較的涼しく何とか急坂を登れました。コンクリート丸太の階段やブナの根っこ階段を登って、7時24分、ロープが垂らされたロープ場に来ました。ロープを伝って急坂を登りきると、林道に出ました(林道交差1 1410m地点)。
ロープ場
ロープ場
林道交差1 1410m地点
林道交差1 1410m地点
 林道交差1でパチリパチリと写真を撮り、7時26分に再び登山道へ入りました。山側へ入る登山道は、コンクリートで固めた法面(のりめん)に階段が付けられロープが張られていました。階段を登って行くこと、その先はブナ林になっており、駐車場からの登山道よりは緩い登りですが、尾根道でそれなりに急な登山道が続きます。標高の高い場所まで登ってくると、ブナ林と笹原が混じり、ニッコウキスゲやササユリを見られました。
ニッコウキスゲ
ニッコウキスゲ
ササユリ
ササユリ
イワオトギリ
イワオトギリ
ブナ
ブナ
 7時43分に林道交差2 1540m地点に到着。ここまで来ると林道は砂利道になっていました。と言っても、少し駐車場側まではコンクリート舗装。ここから林道の上を眺めると山小屋のような建物(それが白木峰山荘)が見えました。
 林道交差2から登山道(コンクリート法面の階段)に再び入りました。既に標高は1500メートルを越えているので、多少樹間の道ですが、多くは笹原のなかを歩きました。規模は小さいながらニッコウキスゲの群落、他にアザミ(立山に咲いてればタテヤマアザミでしょうが、白木峰のアザミの正確種類は不明ですね)、ギボウシ(オオバギボウシ?)もよく眼にしました。登山道は、まぁまぁ急で、コンクリート丸太の階段が多いです。
 頑張って登りきり、7時51分に林道終点(1580m地点)に到着しました。西(正確には南西)方向を見ると、残雪がある大きな山が見え、登山者が「白山だよ」って教えてくれました。その白山に手前に横たわるのは、5月下旬に登った金剛堂山ですね。
 
林道終点から眺めた白山と金剛堂山(写真:2015年7月12日7時52分撮影)
林道終点から眺めた白山と金剛堂山
 
 林道終点の広場のような場所から笹原を通る登山道を歩き、7時57分に稜線にある白木峰/小白木峰 分岐(1588m地点)に出ました。目の前(南東方向)に北アルプス南部の峰々が連なっています。中心は、ナンと言っても「槍・穂高連峰」です。朝8時、快晴で上空の空気は澄んでいました。飛騨の山里は雲海の下にあり、所々にある標高の高い山の山頂が、浮島のように雲海から出ており、絶景でした。
 
白木峰/小白木峰 分岐から眺めた槍・穂高連峰(写真:2015年7月12日7時59分撮影)
白木峰/小白木峰 分岐から眺めた槍・穂高連峰
 
 北アルプスの絶景を堪能し、登山道をどちらに行けば良いのか?当初の予定は白木峰と浮島のある池なので、登山道を左へ進めばいいのですが、右方向の尾根を下る登山道も気持ち良さそうだし、北アルプスの雲海を眺めながら、先に小白木峰まで往復するのも楽しそう、悩みました。で、先に小白木峰へ行くことにしました。白木峰/小白木峰 分岐から少し歩いて、8時06分に太子堂(1590m地点)へ到着。分岐から太子堂までは緩やかな下りの木道で歩き易かったです。この先の尾根道は急な下りとなっています。安全を祈って子供聖徳太子の石像にナムナム。
 白木峰から小白木峰までは約2時間、単純な標高差は160メートルと、尾根をなだらかに下る感じです、眼で見ても、急なアップダウンもなさそう・・・。とりえあえず、下りなので元気に登山道を降りていきます。右手の景色は普通、左手が北アルプスで良い感じです。特にお気に入りの槍・穂高連峰が眺められ気持ちいい山歩き。
 8時31分に1427m地点を通過、部分的に平地なった樹間の場所で、視界は無かったです。「← 1.5km 白木道」「→ 2000m 小白木峰」の看板がありました。1427m地点から下り、鞍部になっている場所(標高 1385m程度)があり、鞍部から少し登り返しの登山道となっており、8時43分に1418m ピークに到着。一応は、山のガイドブックの地図ではコースポイントとされていますが、現地には特に案内板無し、普通に気付かずに素通りの場所ですね。1418m ピークを通過し、少し下って少し登った場所が、1405m ピーク(8時51分)。国土地理院の地図に「・1405」と記載されている場所ですが、特に案内板はありません。そもそも、笹と木が繁ったナダラカな場所と言った感じです。なので、ここも普通は気付かずに素通り。なお、1405m ピーク前後の実際の登山道は、国土地理院の地図にある登山道とは異なり、県境のライン上を歩くルートに変っています。
 よく判らなかった1405m ピークから5分弱歩くと(下って登って)、1390m ピークです。地図に標高の記載はありませんが、登山道が90度曲がっており、「→ 1000m 小白木峰」「← 2.5km 白木峰」の案内板があるので見落とすことは無いと思います。ここまで来れば、もう少しの頑張り(あと1000メートル)で小白木峰です。
1427m地点
1427m地点
1418m ピーク
1418m ピーク
1405m ピーク
1405m ピーク
1390m ピーク
1390m ピーク
 
 案内板があるだけのマイナーピーク「1390m ピーク」を下った鞍部は、マイナー鞍部。登山口の案内地図にも何も書かれていませんが、この鞍部は白木峰から小白木峰への尾根としては、この場所が最も標高の低い場所なのでいわゆる「最低鞍部」です、標高は地図を見る限り、1,375メートルくらいですね。で、その最低鞍部からは登りとなり、標高 1,390メートル付近の登山道右手に大きな池塘がありました(9時04分)。地図や登山口の案内板には出ていない池塘です。
 本日はじめての池塘を見物して小白木峰への最後の登りです。って大した事はない坂ですが。この辺りまで来て初めて登山者に会いました。8合目登山口からはそれなりの数の登山者が登っていたのですが、みなさんニッコウキスゲを見るために白木峰へ行ったらしく、小白木峰は人気が無かったです。まぁ人が居なかったのは9時頃の話ですが・・・、その後、引き返す時は数十人の登山者とすれちがいました。
 
1390m地点の池塘(写真:2015年7月12日9時04分撮影)
1390m地点の池塘
 
 ようやく、小白木峰の山頂に到着したのは 9時17分。山頂と言っても「ピーク!」って場所ではなく、なだらかな場所に登山道が通っている、といった場所です。三等三角点の柱石があり、「小白木峰山頂 1436.7m」の案内柱が立っていました。登山道の左手に「小白木峰展望所」と書かれた案内柱があり、左へ延びる脇道があり、その先にはベンチが設置され、北アルプスを眺められるようになっていました。先客が2名おられました。
 山のガイドブックには、小白木峰の南側には金剛堂山が水面に映る池塘があるとのことだったのですが、山頂付近には見当たりませんでした。休憩されてる詳しそうな登山客に聞くと、登山道を南に行くと分岐点があり、右に5分ほど行った場所に大きな池塘がある、と教えていただき、そこまで足を伸ばすことにしました。
 9時50分に小白木峰を出発しました。少し歩いて、9時52分に万波登山口への分岐点、国土地理院や登山口にあった地図には分岐点がありませんが・・・。指導標には左へ分岐する登山道の行き先は「白木峰登山口(万波)約1.4km」と記されています。後で調べると、岐阜県飛騨市の万波という場所に小白木峰への登山口があるようです。じゃぁ、右へ行く登山道はドコへ行く、と思いましたが何も書かれていません。先ほど聞いた、「右へ行って5分で池塘」の話を信じて、右の登山道へ進みます。まぁ、10分ほど行って、何も無ければ引き返すだけなので被害はありません。
 万波登山口への分岐点で多少不安になりながらも、そのまま、真っ直ぐ進み(登山道は下り)ました。開けた場所を通ると、数本のニッコウキスゲが花を咲かせており、フンフン、良さげな場所だと考えながら歩くと、9時55分に登山道の右手に池塘がありました。小白木峰展望所で聞いた大きなとはコレ?って思うほどの小さな池で、この場所からは金剛堂山は見られません。池塘の水面をジット見るとサンショウウオの子供みたいな小さいやつが泳いでおり、自然観察には良い場所です。目的の大きな池塘ではないと判断し、更に先へ進みました。下りです、標高差で30メートルほどなのですが、またそれを登って戻るかと考えると憂鬱ですが仕方ない・・・。
 まだかなぁ〜と考えながら歩く、金剛堂山は見えています。10時02分、登山道の右手奥に池塘がありました。10メートルほど脇道を入ると、大きな池塘があり、正面にはドォ〜ンと金剛堂山が聳えています。ただし、池塘の水面に金剛堂山は映ってませんでした。ガイドブックに「池の映る金剛堂山は絵のように美しい。」と書いてあったので小白木峰を越えてこの池塘までやって来たのですが・・・。まぁいいです、「池塘と金剛堂山」の写真をパチリパチリ。
 
1390m地点の池塘と金剛堂山(写真:2015年7月12日10時06分撮影)
1390m地点の池塘と金剛堂山
 
 本日の大きな目的地の一つであった、金剛堂山が見える池塘を後にして、次はニッコウキスゲの群落を眺めるべく、ピューっと登山道を引返します。しかし、登りになるのでキツイかな・・・。駄文を書くのも疲れたので、白木峰/小白木峰分岐まではコースタイムだけ書き説明もピューっと飛ばします。
 10時02分 金剛堂山が見える池塘を出発、10時23分 小白木峰 10時25分、10時31分 1402mピーク、10時40分、1390mピーク、10時44分 1405mピーク、10時50分 1418mピーク、11時01分 1427m地点、11時29分 太子堂、11時31分に白木峰/小白木峰 分岐へ再び到着しました。判ったこと、写真を撮らずに、サクサク歩けば、小白木峰から白木峰までは 1時間ほどです。
 朝は雲海が綺麗だったのですが、さすがに12時前になると気温が上がり暑くなっており、雲海なんて消し飛んでます。槍・穂高連峰はこの時間でもまだスッキリ見えています。う〜ん、朝のうちに白木峰と浮島のある池塘まで行って(逆光だったけど)、雲海の立山と剱岳を拝んだ方が良かったかもしれませんね、後の祭り。
 白木峰/小白木峰 分岐から眼と鼻の先にある白木峰 最高地点へ11時32分に到着。丁度お昼ご飯に良い時間帯で、にぎわってます。最高地点なので山頂なのですが、そんなに広くありません、尾根筋を通る登山道が、ピークの場所だけ太くなっている、と言った感じの場所です。私も朝から頑張ったので、コンビニオニギリを食べて昼休憩としました。
 
白木峰 最高地点(写真:2015年7月12日11時34分撮影)
白木峰 最高地点
 
 お昼休憩を終了し、11時50分に出発。向かう先は、二等三角点「白木峰」ピークを経て、浮島のある池です。登山道を北東方向へ進みます。風衝草原が形成されており、所々でニッコウキスゲが咲いています。当り年(最近では 2009年、2012年、2013年)だとこの草原一面が黄色くなるらしいです。2015年は「ああ咲いているね」と言った感じでした。ニッコウキスゲは少なめでしたが、登山客(単なる花見客)は盛大でした。コレが富山県の山か?ってほど賑わっており、ワシ的にビックリ。立山だと人も沢山登ってますが、白木峰がこれほどとは、お見それいたしました。
 
ニッコウキスゲ見物の登山客で賑わう白木峰(写真:2015年7月12日11時51分撮影)
ニッコウキスゲ見物の登山客で賑わう白木峰
 
 白木峰 最高地点から登山道を下り、11時53分に浮島のある池と白木峰山荘への分岐点に着きました。真っ直ぐ行くと浮島のある池、左手へ行くと白木峰山荘です。右手にも木道が延びていますが、お昼休憩の登山者のベンチ代わりになって占拠されています。この右手の木道はぐるっと回って(木道は途中まで)、一の池の横へ出る道です。分岐点を真っ直ぐ進み、11時58分に一の池へ到着、白木峰では初めての池塘です。一の池を見て、真っ直ぐ進み、12時03分に木道右手に再び池塘、これは「三段の池」と呼ばれる池塘です。ただし木道から見る限り、一つの池(一段)にしか見えませんでした。Googleマップの航空写真を見ると池が3つ連なっているので3段なのでしょう。木道からでも、場所を変えて注意しながら見れば三段の池に見えるかもしれません。三段の池からチョット歩いて、12時04分 木道右手にミヤマホタルイの生えた水溜りのような「消滅の池」がありました。この辺りから、それなりにニッコウキスゲが咲いており、綿毛を付けたワタスゲも点在していました。気持ち良い木道歩き、12時06分に二の池(木道左側)。
一の池
一の池
三段の池
三段の池
消滅の池
消滅の池
二の池
二の池
 白木峰の最高地点から三角点まではすぐだと持っていたのですが、幾つかの池塘を見ながら歩いてもナカナカ三角点に到達せず。二の池を過ぎた辺りから、木道の登りがやや急になり、ピークらしい場所に到達。案内板も何も無いので、通り過ぎて、もしやと思い、スマホの地図ロイドで場所確認、チョットだけ行き過ぎていました。少し戻って、12時13分に二等三角点「白木峰」に到着。三角点の柱石らしきものがある場所は、笹が繁って見晴らしが良くありませんが、山頂のような地形なので、登りと下りの登山道からは見晴らし良好です。展望自体は、これまで眺めた見晴らしの良い場所と同じ山並みが見えるだけですが・・・。
 二等三角点「白木峰」のピークからグッと下って、なだらかな風衝草原を下った先が目指す浮島のある池です。12時21分に浮島のある池に到着。行ってビックリ、人が多くて・・・。登山道の行止まりということもあり、ごった返しておりました。池の周囲は、木道となっており、眺めよし、絶好のお昼休憩場所、高山植物も咲いており、カメラマン多数。
 
浮島のある池(写真:2015年7月12日12時21分撮影)
浮島のある池
 
 浮島のある池で15分ほど高山植物や浮島の写真を撮って、12時36分に浮島のある池を出発。来た道を引返すので、ピューと歩きたかったのですが、ニッコウキスゲや池塘の点在する白木峰の草原が気持ちよく(暑かったけどね)、写真をパシャパシャ撮りながらユックリ歩きました。戻る時は、白木峰が正面に見えるので、写真的に絵になる景色でした。
 
三角点から白木峰 最高地点への草原と木道(写真:2015年7月12日12時45分撮影)、ニッコウキスゲの当たり年だと草原全体が黄色く見えるらしいです。
三角点から白木峰 最高地点への草原と木道
 
 12時45分 二等三角点「白木峰」通過、12時54分 二の池 通過、12時59分 三段の池 通過、13時00分 一の池 通過、13時04分 浮島のある池/白木峰山荘 分岐に到着しました。木道を真っ直ぐ行けば白木峰の最高地点へ戻ることになります、が、それでは同じ道になるので、右側(北へ)の木道へ入ります。この木道の先には、白木峰山荘があるはずです。木道を下っていくと、青いトタン板の三角屋根の建物が見えてきました。ワリと大きいです。
 13時13分に白木峰山荘に到着。山荘脇に今日見た中で一番綺麗でゴージャスなニッコウキスゲの群落がありました。白木峰山荘でトイレ、ついでに内部を見物して外に出ました。地図では、白木峰山荘の北側に「・1548」の記載があり、山荘からチョロっと登山道が延びていたので行ってみました。特に何も無し〜。
 
白木峰山荘の横で見たニッコウキスゲの群落(写真:2015年7月12日13時11分撮影)
白木峰山荘の横で見たニッコウキスゲの群落
 
 13時26分 白木峰山荘から下山開始。白木峰山荘から林道へ下りる急坂を下り、一端林道へ出ました、13時28分。そのまま林道伝いに歩けば距離としては遠回りですが道はラクチンです。林道をそのまま降りるハイキングの人たちが多いようです。で、私は逆に林道を登ることにしました。林道を200メートルほど登る(と言っても林道なので傾斜は緩いです)と、朝通った「林道交差2 1540m地点」の場所で行き着きます。13時32分に林道交差2 1540m地点に到着、後は登山道をガッ〜と下れば登山口です。13時43分 林道交差1 1410m地点 通過、13時54分 8合目登山口に無事到着。
 
 白木峰登山を終了しても、帰り道も大変な林道なので気を引き締めて車を走らせます。「今から来て間に合うのかい」って思いますが、ニッコウキスゲ見物のマイカーが14時を過ぎても登ってきます。また狭い林道ですが、道の脇にはワンサカ車が停まってて、狭いし・・・。とにかく危険。林道を無事下り終え、大長谷の温泉でお風呂休憩。なんでこんな山奥に造ったのって場所ですが、白木峰登山のお客さんで大賑わい、湯船で登山談義をして、風呂上りのジュースでウィ〜、気持ちよかったです。再び車に乗り、国道471/472号線をノロノロ安全運転。あ〜、この道さえなければ、楽に来られるのですがね・・・。来年は、カメラ仲間を誘って、助手席で来たいです。
 

 
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