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掃海母艦 ぶんご
航空磁気掃海具 MK105
航空磁気掃海具 MK105は、ヘリコプターによって曳航する磁気掃海具です。2つのフロートで支えられた架台の上にガスタービン・エンジンと発電機があり、発電した電流を電線ケーブルに流して海中に磁場を発生させる事により、敷設された磁気機雷を発見し掃海します。2本のフロートから上方向にのびる水中翼(下記写真のオレンジ色の羽)により浮上し曳航時の抵抗を減らし、20ノットを越す高速での曳航が可能となっています。掃海母艦に搭載して現場近くまで運んで海面に降ろし、待機していたヘリコプターがこれを曳航するシステムになっています。水中翼の起倒や発電をヘリコプターから管制する仕組みになっています。音響掃海具Mk104と組み合わせる事で、音響・磁気の複合掃海も可能です。
掃海母艦 ぶんご 航空磁気掃海具 MK105(写真:2007年8月2日撮影)
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