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博物館網走監獄 二見ヶ岡農場


 博物館網走監獄 二見ヶ岡農場は、北海道集治監網走分監の泊込作業場として、網走の西方丘陵地に1896年(明治29年)に「屈斜路外役所」として建設されました。その後、網走湖と能取湖の二つの湖を展望できる位置に建てられたので二見ヶ岡刑務支所として改名されました。木造平屋建で、庁舎の背後に食堂・講堂棟、舎房棟を並置し、食堂には作業場、洗濯・足洗場が接続し、渡廊下で炊場棟と結ばれています。庁舎の外壁は柱形付の下見板張で、腰を縦羽目板張とし、欄間付の引違い窓になっています。二見ヶ岡農場は、現在も網走刑務所の食料基地として、また広い農場での作業であるため職員による監視は穏やかであり、物的人的警備に代えて受刑者自身の責任と自立行動を促すという開放的処遇施設として更生復帰させる重要な役割を果たしています。4月下旬から10月までは、明治時代の監獄食を再現した食事を味わう?事ができます。
 
博物館網走監獄 二見ヶ岡農場 地図(中央のポインターの場所が博物館網走監獄 二見ヶ岡農場です)
 
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住所:北海道網走市呼人3-3
 
文化財指定:国登録有形文化財(第01-0066号)
構造:木造平屋建、鉄板葺、建築面積1935m2
建築年:1896年(明治29年)、1999年(平成11年)移築
 

 
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