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北海道大学 農学部 植物園・博物館

いこまいけ高岡

 博物館本館は、1882年(明治15年)に北海道開拓使が札幌博物場として建てた建物で、1884年(明治17年)札幌農学校に移管されました。設計は、ベートマン(Charles J.Bateman)と開拓使工業局営繕課が行いました。1886年(明治19年)に植物園として整備され、その後、事務所、門衛所などが建てられ、現在は北海道大学農学部の植物園・博物館として市民に開放され、親しまれています。博物館本館は、二階建で妻を正面にみせ、破風をハーフ・ティンバー風の華やかな意匠となっています。陳列棚も当初のものが現在も使われています。事務所は本館にくらべ簡素ですが、しっかりした建物で保存状況がよく、建物と同時期の机や棚等博物館の設備品が現存しています。倉庫は博物館の収蔵庫で、本館とほぼ同時期の建物ですが、のちにマンサード屋根に改造されました。門衛所は小規模ですが、正面を八角形平面とするなど意匠が凝らされています。植物園の正門脇に建つ門衛所とともに博物館は、本館をはじめ事務所、倉庫など博物館に必要な建築群が現存しており、建築以来の機能を変えていない点で日本ではもっとも古い博物館です。また設備品等も当初のものが保存され、建物、設備品とも設計図もあって貴重な存在です。なお北海道大学植物園内には、博物館旧事務所、倉庫、門衛所、鳥舎、便所、バチェラー記念館、宮部金吾記念館などの近代建築物が残されています。
 
文化財指定:国の重要文化財(1989年(平成元年)5月19日指定)
構造:博物館本館:木造、建築面積269.18m2、二階建、北面下屋附属、鉄板葺、陳列棚を含む。博物館事務所:木造、建築面積79.32m2、一階建、桟瓦葺。博物館倉庫:木造、建築面積49.58m2、一階建、鉄板葺。植物園門衛所:木造、建築面積17.54m2、一階建、石綿スレート葺。
建築年:1882年(明治15年):博物館本館、1900年(明治33年):博物館事務所、1884年(明治17年):博物館倉庫、1911年(明治44年):植物園門衛所
 
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住所:北海道札幌市中央区北3条西8丁目(北海道大学附属植物園内)
  1. 北海道大学 農学部 植物園・博物館
  2. 北海道大学 農学部附属博物館 旧事務所
  3. 北海道庁 旧本庁舎
  4. 札幌市資料館(旧札幌控訴院)
 

 
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