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涸沢
涸沢ヒュッテ
涸沢ヒュッテ(からさわ ひゅって、標高 2,309m)は、北アルプスの穂高連峰に位置する涸沢にある山小屋です。涸沢カールを造った氷河が浸食作用により岩石・岩屑・土砂など土手状に堆積した地形「モレーン」の上に建っています。涸沢ヒュッテからは涸沢カールはもちろんの事、穂高連峰の稜線(前穂高岳~奥穂高岳~涸沢岳・涸沢槍~北穂高岳)や大天井岳~東大天井岳~横通岳と屏風岩を一望できます。またヒュッテのテラス(展望台)からは、涸沢テント場を眺めることができ、夜になるとテントに灯りが灯り、「涸沢にテントの華」って感じの光景を目にすることができ、多くのカメラマンが三脚を立てて夜の涸沢を撮影しています。
テラスは普通のベンチ&テーブルの他に、「小上がり」のような場所があり登山靴を脱いで座って寛げます(ただし畳じゃなく板間)。当然、こここで食べるのは涸沢ヒュッテ名物「おでん」ですね~。
公式Webサイト:涸沢ヒュッテ - 北アルプス穂高氷河圏谷 涸沢
涸沢ヒュッテ(写真:2019年10月05日13時41分撮影)、敷地内を登山道が通っているのでヒュッテに泊る人以外(テント泊や涸沢小屋へ行く人など)も通過し、パノラマ売店のおでん行列もあり混雑しています。
涸沢ヒュッテ情報(2019年現在、最新データは涸沢ヒュッテのWebサイトもしくはヒュッテへ問い合わせて下さい)
・宿泊料金(2019年に値上げ)、3名以上の宿泊は予約希望
1泊2食付き:10,000円
1泊夕食のみ:9,000円
1泊朝食のみ:8,000円
素泊り:7,000円
テント泊で宿泊しない場合でもヒュッテでの夕食・朝食・弁当可能
夕食:2,500円
朝食:1,000円
弁当:1,000円
・収容人数:約 170人(布団1枚に一人で寝た時)、混雑期は布団1枚に3人とかも・・・
・レンタル用品:ヘルメット(1,000円)、軽アイゼン(1,000円)、ストック(1,000円)
・テント場でのレンタルテントあり、涸沢ヒュッテへ事前予約が必要(料金 9,000円/張、1張2名以上(4人用テント)、テント場に建てっぱなしのため自分でテントを建てる必要なし、地面にはコンパネ板設置、涸沢ヒュッテに近い場所で便利)
・その他:テント場受付は午後2時頃(混雑期は昼 12時半)から5時までテント場中央の受付で、数に限りがありますがコンパネ板/シュラフ/マットのレンタル有
・携帯電話は涸沢ヒュッテのWebサイトによれば「携帯電話の電波は繋がりません。」と記載されていますが、現地でスマホを確認したらドコモは電波を掴め利用できました(2019年10月)。ただし大人数が使うと電波状況?が悪くなる感じです。
涸沢ヒュッテ地図
涸沢ヒュッテ 地図(Google Map)
涸沢ヒュッテ宿泊受付、新館の玄関ホール(写真:2019年10月05日13時42分撮影)、横尾からの登山を乗って来て最初の建物「新館」が宿泊受付、入口から入って土間を歩いた突き当りに受付があります。右は床(廊下)で靴置き場。つまり写真に写っているこの広い場所が玄関、200人規模の山小屋にしては広い玄関でした。受付の横にはグッズ販売(Tシャツやお土産、登山用品など、テント泊のガス缶もあり)の売店がありました。涸沢ヒュッテの登山バッジ(ピンバッジ)を買おうとしましたが、10月上旬にして今シーズンは既に売り切れでした。電話代が高くなりますが、衛星回線の公衆電話(緑の電話)もここにあります。電話の隣には、スマホなどの充電用に100Vコンセント(1回100円、宿泊者は無料、充電器は各自持参)もあります。新館には食堂があります。そして新館の屋根の上には「木製テラス」が設置されています。
テラス売店(写真:2019年10月05日13時42分撮影)、午後になると名物のおでんや生ビール飲みたい登山者が列をなします。テラスから眺める涸沢カールや穂高の稜線を眺めながらの宴会は最高です。寒い季節には熱燗で乾杯もいいですね。
テラスから眺めた紅葉の北穂高岳(写真:2019年10月06日13時45分撮影)、奥穂高岳から戻ってお腹が空いたのでカップヌードルと生ビール
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