いこまいけ高岡 / 奈良編
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五重塔 塔本四面具(塑像群)


 五重塔の初層内陣には東西南北の4面に「塔本四面具(国宝)」と呼ばれる塑造の群像が安置されています。東面は「維摩経(ゆいまきょう)」に登場する「文殊菩薩と維摩居士の問答(維摩方丈)」の場面、北面は「釈迦の入滅(釈迦涅槃)」の場面、西面は「分舎利(インド諸国の王が釈尊の遺骨を分配舎利供養、舎利供養)」の場面、南面は「弥勒の説法(弥勒浄土)」の場面を表わしています。北面の釈迦の入滅を悲しむ仏弟子の像が特に有名です。
 
北面:釈迦の入滅の一部分
塔本四面具
 

 
法隆寺五重塔の見所
相輪軒を支える邪鬼五層目の支柱塔本四面具(塑像群)
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