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大原代官寄進の灯籠


 大原彦四郎紹正は、飛騨の国が徳川幕府の天領となってから12代目(1766年 = 明和3年着任、後の飛騨郡代)の代官です。1773年(安永2年)、幕府の過酷な検地命令に反対し、老中への直訴嘆願や集会などの百姓一揆が発生したため大原代官は郡上藩(美濃国、飛騨の南にあった藩)の援助を受け一揆を鎮圧し百姓達は死罪や流刑となりました。この一揆は、後世において「大原騒動」と呼ばれるものです。その後に大原代官は、再検地を強行し飛騨国を増石しました。この功績により大原代官は郡代に昇格しました。桜山八幡宮の境内にある一対の灯籠は、大原彦四郎紹正が1778年(安永7年)に寄進したものです。
 
大原代官寄進の灯籠
 

 
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