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照蓮寺 鐘楼


 照蓮寺の鐘楼に吊り下げられている梵鐘は、飛騨に現存する最古の梵鐘です。池の間の1区に「建武元年(1334年)三月十二日」の陽鋳銘、「飛州安國寺」の陰刻が入っています。享禄・天文年間(16世紀)の争乱により、安国寺(高山市国府町)がすたれていた頃、白川郷中野照蓮寺にこの梵鐘が移されたと云われています。梵鐘の大きさは、鐘身の高さ71.7センチメートル、笠形5.0センチメートル、竜頭18.5センチメートル、口径53.8センチメートル、乳4段4列、4区64個、撞座高18.0センチメートルです。
 この梵鐘は、撞座の位置や乳の数など時代の特徴をよく表し形体が簡素ですっきりとした名鐘であると評価され、1978年(昭和53年)2月14日 岐阜県重要文化財に指定されました。
 
照蓮寺 鐘楼(写真:2009年10月10日撮影)
照蓮寺 鐘楼
 
照蓮寺 梵鐘(岐阜県指定重要文化財)
照蓮寺 梵鐘
照蓮寺 梵鐘
「建武元年三月十二日」の陽鋳銘
「建武元年三月十二日」の陽鋳銘
 
乳

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