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雄山神社 前立社壇 湯立の釜


 旧立山寺(現在の雄山神社前立社壇)では古来より4月8日の春季例祭において五穀豊穣・無病息災を祈って「湯立の神事」が行われてきました。その神事に使う「湯立の釜」は加賀藩主が寄進するのが江戸時代の慣例になっていました。現存する釜は、口縁部が二段となり、口径133センチ、高さ73センチの鋳鉄製です。釜に刻まれた銘には、加賀藩第13代藩主・前田斉泰が江戸時代末期の1845年(弘化2年)に寄進したもので、高岡の鋳物師・金森彦兵衛によって鋳造されたことが記されています。往時の立山信仰の一端を伝える由緒ある遺物として立山町指定文化財(歴史資料)になっています。
 
湯立の釜
 

 
雄山神社 前立社壇の社殿と見所
本殿石造狛犬湯立の釜
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