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法土寺町 曳山
幔幕
法土寺町曳山の胴回りは、絽張りの赤格子の戸帳です。正面と背面に一枚づつ、側面に三枚づつの合計8枚です。「絽」は、薄く透き通った絹織物の一種です。戸帳を区切る縦柱には「唐草文」の金具、戸帳上の桁には「松」「雲」「鶴」の金具が張られています。また戸帳下部には「水波」の彫刻と朱塗りの下山高欄があります。
法土寺町曳山の胴回り(写真:2008年10月1日撮影)
曳山正面の胴回り(写真:2008年10月1日撮影)
正面と背面の戸帳脇には、「獅子の子落し」の縦欄間が彫刻されています。
胴回りに縦欄間があるのは、13基もある新湊の曳山の中では法土寺町の曳山だけです。また、私の知る限り富山県の曳山全体を見ても八尾曳山と法土寺町曳山だけの特徴です。ちなみに八尾では「小脇彫」と呼ばれています。
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