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甚之助避難小屋


 甚之助避難小屋(じんのすけひなんこや、標高 1,965m)は、別当出合から白山への最短距離の登山道「砂防新道」にある避難小屋です。現在の甚之助避難小屋は、2012年(平成23年)6月24日に完成した新しく大きな建物です。場所は砂防新道の途中、標高約1,970m、旧甚之助避難小屋(取り壊し済)の下方です。床面積は78平方メートル、約20人を収容できます。建物正面に向かって、右側にトイレ(水洗式)と水場があり、左側が宿泊施設です。正面の妻部分(半2階)には、梯子と冬季出入り口(扉)があります。内部へ入ると、大きな土間、壁際に30cmほどの高さの板の間(10人くらい寝られるスペース)、カーテンで仕切られた着替え用スペース、毛布数枚がありました。もちろん2階への梯子もあります。収容人数は約20名です。甚之助避難小屋から登山道を2分程登った場所にある広場は、以前の避難小屋があった場所を更地にしたものです。
 
甚之助避難小屋(写真:2017年8月03日9時48分撮影)
甚之助避難小屋
 
甚之助避難小屋地図(Google Map)
 
甚之助避難小屋とコースポイント
1. 室堂まで3.4㎞地点
2. この先火口域から2㎞圏内:標高 1,835m
3. 室堂まで2.8km地点:標高 1,875m
4. 甚之助避難小屋:標高 1,965m
5. 室堂まで2.2㎞地点:標高 2,020m
6. 南竜道分岐:標高 2,093m
 
「甚之助避難小屋」から室堂方向への登山道(写真:2017年8月03日9時46分撮影)、登山道から右へ階段を数段昇った場所に避難小屋があります。
甚之助避難小屋から室堂方向への登山道
 
「甚之助避難小屋」の指導標(写真:2017年8月03日10時00分撮影)、「甚之助避難小屋、室堂まで2.3㎞、別当覗から0.9㎞、環境省」
甚之助避難小屋の指導標
 
土間と板の間(写真:2017年8月03日9時49分撮影)
土間と板の間
 
らくがき帳と箒およびサンダル(写真:2017年8月03日9時50分撮影)
らくがき帳と箒およびサンダル
 
2階への梯子(写真:2017年8月03日9時50分撮影)
2階への梯子
 
「白山のライチョウについて」説明書き(写真:2017年8月03日9時51分撮影)、■白山にはライチョウがいます。平成21年に白山で70年ぶりにメスのライチョウ1羽の存在が確認され、定着しています。
「白山のライチョウについて」説明書き
2016年春を最後に目撃情報が無いため、2017年8月現在、このライチョウは死んだと考えられています。なお70年ぶりに確認されたことから、元々は北アルプス(一説では乗鞍岳)が白山まで飛んできて定着していたといわれています。
 
旧避難小屋跡の広場(写真:2017年8月03日10時01分撮影)
旧避難小屋跡の広場
 

 
白山・砂防新道のコースポイントと山小屋
別当出合 登山口別当出合吊橋登り専用道への分岐下り専用道への分岐室堂まで5km地点中飯場室堂まで4.4㎞地点白山砂防案内板室堂まで3.7㎞地点別当覗室堂まで3.4㎞地点この先火口域から2㎞圏内室堂まで2.8km地点甚之助避難小屋室堂まで2.2㎞地点南竜道分岐エコーライン分岐(砂防新道合流点)白山室堂
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