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対空機関砲 VADS-1改


 対空機関砲 VADS-1改は、基地防衛の最終段階を担う20mm機関砲です。低空で侵入する亜音速機を補足・迎撃することを主任務とした簡易な半自動独立火器システムです。高速発射性能、コンピューターおよび距離測定レーダーによって見越し角の自動算定機能による命中率向上が図られ、自動追尾装置も備えています。
 
対空機関砲 VADS-1改(写真:2009年11月1日 小松基地・航空祭にて撮影)
対空機関砲 VADS-1改
 
名称:20mm 対空機関砲 VADS-1改(Vulcan Air Defense System)
有効射程:1200メートル
発射速度:高速 3000発/分、低速 1000発/分
搭載弾薬数:約500発
重量:1800kg
射撃範囲:方位角360度、高低角-5~+80度
 
対空機関砲 VADS-1改の写真
測距レーダー
測距レーダー
リード・コンピューティング・サイト
リード・コンピューティング・サイト
砲口
砲口
砲根
砲根
 

 
航空自衛隊 防空装備
地対空誘導弾パトリオット(PAC-2・PAC-3(BMD用)相当)、 81式短距離地対空誘導弾(SAM-1)、 対空機関砲 VADS-1改(Vulcan Air Defense System)、 対空機関砲 VADS-2FIM-92 スティンガー携帯地対空誘導弾91式携帯地対空誘導弾(SAM-2)
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