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OH-1 観測ヘリコプター 回転式索敵サイト
回転式索敵サイトは、赤外線カメラと可視光カメラ(可視光線カラーテレビカメラ)およびレーザー距離測定装置を一体化した装置で、メインローター基部前方(後部座席=観測員席の後部上方)に設置されています。対戦車ヘリコプター AH-1Sでは、同機能の装置が機首先端に設置されていますが、観測(偵察)を主目的とするこのOH-1では、より隠密裏に偵察できるようにコックピット上に索敵サイトを設置することにより、木陰や壁などにヘリコプターの機体を隠して、敵の動向を偵察できるようになっています。まぁ、エンジン音でバレバレですが、攻撃からは機体を守れそうです。
この索敵サイトは「回転式」で、使わない時はカメラの保護ガラス(丸窓)に傷が使わないように後ろ向きにできます。
OH-1 観測ヘリコプター 回転式索敵サイト(写真:2014年8月23日 小矢部ヘリコプター&防災フェスティバルにて撮影)
左が赤外線カメラ、右下が可視光カメラ、右上の小さい2つの丸窓がレーザー距離測定装置の発光部と受光部です。
地上展示中の回転式索敵サイト(写真:2014年8月23日 ヘリコプター&防災フェスティバルにて撮影)
カエル君が「ホ~」って言ってます。(写真:2014年8月23日 ヘリコプター&防災フェスティバルにて撮影)
可視光カメラ(下の丸窓)とレーザー距離測定装置(上の2つの丸窓)の丸窓です。
赤外線カメラ(写真:2014年8月23日 ヘリコプター&防災フェスティバルにて撮影)
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