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汎用護衛艦あさぎり
ハープーン発射筒
ハープン発射機(Harpoon launcher)は、対艦ミサイル「ハープン(Harpoon)」を格納・発射するための対艦兵器です。ハープーンは、1965年に開発が始まった(アメリカのマグダネル・ダグラス社が開発)対艦ミサイル(SSM:Surface to Surface Missile)です。艦上発射(RGM-85)・水中発射(UGM-84)・空中発射(AGM-84)の3タイプがあります。RGMとUGMでは固体ブースターが付き、UGMは耐圧カプセルに収められて魚雷発射管から打ち出されます。主翼とフィンは発射直後に展張され、テレダインJ402ターボジェットで海面すれすれを巡航(シースキミング)します。目標の近くまではINS(慣性航法装置、外部からの電子的な支援を受けることなく独力で航法する装置)で飛行し、最終段階はレーダーで目標を捉えてホーミングします。「汎用護衛艦あさぎり」では、発射筒(キャニスター)をまとめた4連装発射機が第1煙突と第2煙突の間のスペースに2基設置されています。なお「Harpoon(ハープーン)」は、英語で捕鯨用銛(もり)という意味です。
ハープーン発射筒(写真:2015年8月1日撮影)
詳細な説明と写真は「ハープーン艦対艦ミサイル発射機」をご覧ください。
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