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ハープーン発射機


 ハープン発射機(Harpoon launcher)は、対艦ミサイル「ハープン(Harpoon)」を格納・発射するための対艦兵器です。
 ハープーンは、1965年に開発が始まった(アメリカのマグダネル・ダグラス社が開発)対艦ミサイル(SSM:Surface to Surface Missile)です。艦上発射(RGM-85)・水中発射(UGM-84)・空中発射(AGM-84)の3タイプがあります。RGMとUGMでは固体ブースターが付き、UGMは耐圧カプセルに収められて魚雷発射管から打ち出されます。主翼とフィンは発射直後に展張され、テレダインJ402ターボジェットで海面すれすれを巡航(シースキミング)します。目標の近くまではINS(慣性航法装置、外部からの電子的な支援を受けることなく独力で航法する装置)で飛行し、最終段階はレーダーで目標を捉えてホーミングします。発射筒(キャニスター)をまとめた4連装発射機は甲板に設置されますが、スタンダードSAMアスロックSUMの発射機からも発射できます。「Harpoon(ハープーン)」は、英語で捕鯨用銛(もり)という意味です。
 
ハープーン発射機(写真:2007年8月2日 護衛艦あぶくま にて撮影)、2連装の発射筒
ハープーン発射機
 
キャニスター交換用ジブ・クレーン(写真:2011年8月3日 汎用護衛艦はまゆき にて撮影)
キャニスター(発射筒)交換用ジブ・クレーン
ハープン性能諸元
  • メーカー:マクドネル・ダグラス
  • 使用国:アメリカ合衆国、イギリス、日本、ドイツ、オランダなどの多数の西側諸国
  • 用途:敵艦艇の撃破
  • 全長:4.6メートル
  • 直径:34.3センチメートル
  • 翼長:91.4センチメートル
  • 重量:680kg
  • 構造:ターボジェット
  • 誘導:INS+ARH
  • 制御:空力フィン
  • 弾頭:HE222kg
  • 射程:100km以上(最大約200km)
  • 就役年:1977年
  • 搭載艦:水上艦・潜水艦など
ハープーン発射機の詳細写真
ハープン発射筒2連装
ハープン発射筒2連装

汎用護衛艦みねゆき
ハープン発射筒3連装
ハープン発射筒3連装

ミサイル搭載護衛艦しまかぜ
ハープン発射筒4連装
ハープン発射筒4連装

汎用護衛艦はまゆき
発射筒の発射口
発射筒の発射口
発射筒の尾部
発射筒の尾部
キャニスター交換用ジブ・クレーン
発射筒交換用ジブクレーン
ハープーンミサイル安全守則
ハープーンミサイル安全守則
 
海上自衛隊の護衛艦に搭載されるハープーン発射機
 

 
海上自衛隊の兵装
76mm単装速射砲5インチ単装砲Mk13ミサイル発射機Mk41ミサイル発射機SeaRAM短SAM発射機アスロック発射機ハープーン発射機90式艦対艦誘導弾発射筒3連装短魚雷発射管高性能20mm機関砲20mm機関砲(JM61-M)
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