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護衛艦 みねゆき
SSM(ハープーン)発射機
ハープーンは、1965年に開発が始まった対艦ミサイルで艦上発射(RGM-85)・水中発射(UGM-84)・空中発射(AGM-84)の3タイプがあります。RGMとUGMでは固体ブースターが付き、UGMは耐圧カプセルに収められて魚雷発射管から打ち出されます。主翼とフィンは発射直後に展張され、テレダインJ402ターボジェットで海面すれすれを巡航します。目標の近くまではINS(慣性航法装置、外部からの電子的な支援を受けることなく独力で航法する装置)で飛行し、最終段階はレーダーで目標を捉えてホーミングします。発射筒(キャニスター)をまとめた4連装発射機は甲板に設置されますが、スタンダードSAMやアスロックSUMのミサイル発射機からも発射できます。
護衛艦 みねゆき ハープーン発射機(写真:2012年8月4日撮影)、ハープン発射筒2連装
護衛艦 「みねゆき」と「はまゆき」のSSM(ハープーン)発射機(写真:2006年7月22日撮影)
開発国:アメリカ合衆国
メーカー:マクドネル・ダグラス
使用国:アメリカ合衆国、イギリス、日本、ドイツ、オランダなどの多数の西側諸国
全長:4.45m(ブースター付き5.23m)
直径:0.34m
発射重量:635kg(ブースター付き794kg)
構造:ターボジェット
誘導:INS+ARH
制御:空力フィン
弾頭:HE222kg
射程:約200km
就役年:1977年
搭載艦:水上艦・潜水艦など
護衛艦みねゆき ハープーン発射機の詳細写真
詳細な説明と写真は「ハープーン艦対艦ミサイル発射機」をご覧ください。
海上自衛隊の護衛艦に搭載されるハープーン発射機
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