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ハープーンSSM4 連装発射筒


 ハープン発射機(Harpoon launcher)は、対艦ミサイル「ハープン(Harpoon)」を格納・発射するための対艦兵器です。ハープーンは、1965年に開発が始まった(アメリカのマグダネル・ダグラス社が開発)対艦ミサイル(SSM:Surface to Surface Missile)です。艦上発射(RGM-85)・水中発射(UGM-84)・空中発射(AGM-84)の3タイプがあります。RGMとUGMでは固体ブースターが付き、UGMは耐圧カプセルに収められて魚雷発射管から打ち出されます。主翼とフィンは発射直後に展張され、テレダインJ402ターボジェットで海面すれすれを巡航(シースキミング)します。目標の近くまではINS(慣性航法装置、外部からの電子的な支援を受けることなく独力で航法する装置)で飛行し、最終段階はレーダーで目標を捉えてホーミングします。発射筒(キャニスター)をまとめた4連装発射機は甲板に設置されますが、スタンダードSAMアスロックSUMの発射機からも発射できます。「Harpoon(ハープーン)」は、英語で捕鯨用銛(もり)という意味です。
 
護衛艦 ちくま ハープーンSSM4 連装発射筒(写真:2013年7月13日 金沢港にて撮影)
護衛艦 ちくま ハープーンSSM4 連装発射筒
 
キャニスター(写真:2013年7月13日 金沢港にて撮影)
キャニスター
 
ハープン性能諸元
詳細な説明と写真は「ハープーン艦対艦ミサイル発射機」をご覧ください。
 
海上自衛隊の護衛艦に搭載されるハープーン発射機
 

 
護衛艦ちくま
艦首艦橋艦橋露天甲板メインマスト第2マスト第1煙突第2煙突艦尾76mm単装速射砲射撃指揮装置2型22Eアスロック連装発射機3連装短魚雷発射管ハープン連装発射筒高性能20mm機関砲OPS-14C 対空レーダーOPS-28C 水上レーダーOPS-20 航海レーダー第2煙突アンテナ群赤外線暗視装置水平灯60cm信号探照灯甲板照射灯着艦誘導姿勢表示装置体験航海
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