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護衛艦 ちくま
高性能20mm機関砲(ファランクスCIWS)
海上自衛隊の高性能20mm機関砲は、アメリカのレイセオン・システムズ社製の艦載近距離防空システム(CIWS = Close In Weapon System、シウスもしくはシーウスと発音)である「ファランクス (Phalanx)」が利用されています。6銃身のゼネラル・エレクトリック社製 20mmガトリング砲M61A1 を用い、捜索・追跡レーダーと火器管制システムを一体化した対艦ミサイルからの防御を主目的とした完全自動の防空システムです。「ファランクス」という名前は、古代ギリシアで用いられた重装歩兵の密集陣形に由来しています。近年では、20mmと破壊力が乏しい、弾薬の消費が早い、至近距離での迎撃しか出来ないなどの理由で遠距離での迎撃に向いた赤外線誘導ミサイルを使用したCIWS(RAM、護衛艦ちくまにも設置スペースが設けられている)の導入が検討されています。
「護衛艦ちくま」には、艦尾の後部甲板に高性能20mm機関砲が1基だけ装備されています。
護衛艦 ちくま 高性能20mm機関砲(ファランクスCIWS)(写真:2013年7月13日 金沢港にて撮影)
高性能20mm機関砲(ファランクスCIWS)の詳細写真
海上自衛隊の護衛艦に搭載されている高性能20mm機関砲(ファランクスCIWS)
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