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ミサイル搭載護衛艦 しまかぜ
73式54口径5インチ単装砲
73式54口径5インチ単装砲(Mk 42 5インチ砲、Mark 42 5"/54 caliber gun)は、アメリカ海軍の艦載砲システム(Mk 42 5インチ砲)をベースに日本製鋼所が国産化した艦載砲です。たかつき型護衛艦の改装の際に撤去されたものを流用しました。現在、「こんごう型護衛艦」や「たかなみ型護衛艦」に搭載されている127mm砲(54口径127mm単装速射砲)とともに海上自衛隊に装備されている砲口武器としては最大の口径を持つ砲です。前甲板と後甲板にそれぞれ1門あり、前甲板の51番砲は甲板より一段高い場所に配置され、これは前部にMk.13 Mod4スタンダード単装発射機があるためです。
73式54口径5インチ単装砲(写真:2010年7月31日 伏木港祭りにて撮影)
模擬弾(54口径5インチ砲用 教練弾3型)と装薬包
51番砲(前甲板の砲)
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52番砲(後甲板の砲)
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操縦手ドーム
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砲口
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薬莢排出シュート
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薬莢受けバスケット
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性能諸元
- 最大射程距離:24,000メートル(12NM)
- 最大射高:14,844メートル(48,700ft)
- 最大発射速度:1分間に33発
- 重量:68トン
- 弾丸重量:32キログラム
- 定員:13名
- 砲旋回角:360°
- 砲抑角:-15°から+85°
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