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ミサイル搭載護衛艦 しまかぜ
74式アスロック8連装発射機
74式アスロック8連装発射機(アスロックランチャー、ASROC launcher)は、艦載用対潜ミサイル「アスロック(ASROC = Anti Submarine ROCket)」を発射し、遠距離の水中に潜む敵潜水艦を攻撃・撃沈するための対潜兵器です。西側の海軍の多くの艦船に搭載されています。このアスロック発射機には、魚雷(アスロック)を装填するための「セル」と呼ばれる区画が8個あり、魚雷を8発装填することができます。発射の際は、セル前側の観音開きのドアが開き、発射レール(線路)が伸長し、魚雷を発射します。8発全て撃ち尽くした後は、ランチャー後方の弾薬庫から魚雷を補充します。アスロックは、このランチャーから発射され、空中を飛翔し目標海面上空でパラシュートを開き着水し、水中の潜水艦を探知・攻撃します。
74式アスロック8連装発射機(写真:2010年8月1日 伏木港祭りにて撮影)
露天艦橋から見た発射筒上部
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発射筒尾部(スピーカーに見えました)
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74式アスロック8連装発射機 諸元
- 長さ:5.0メートル
- 高さ:4.6メートル
- 幅:4.0メートル
- 重量:23トン
- 旋回可能範囲:180°
- 俯抑可能範囲:-3°~+85°
- 操作人員:3名
魚雷(アスロック・ミサイル)性能諸元
- 長さ:約4.5メートル
- 直径:約30センチメートル
- 重さ:約800キログラム
- 有効射程距離:約9キロメートル
- 飛翔時速力:約マッハ1
- 飛翔時高度:約8500フィート(約2600メートル)
詳細な説明と写真は「74式アスロック8連装発射機」をご覧ください。
海上自衛隊の護衛艦に搭載されるアスロック発射機
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