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ミサイル搭載護衛艦 しまかぜ
Mk.13 Mod4スタンダード・ミサイル単装発射機
Mk.13 Mod4スタンダード・ミサイル単装発射機(ミサイルランチャー、Mk.13 launcher)は、艦載用対空・近距離用弾道弾「スタンダード・ミサイル(SM-1MR)」を発射するためのミサイルランチャーです。前部甲板にあり、73式54口径5インチ単装砲の前方に配置されています。
護衛艦 しまかぜ は、航空機やミサイルなど空からの脅威となるものから護衛艦隊を守る艦隊防空を主任務とするミサイル護衛艦です。対空レーダー OPS-11Cや三次元レーダー SPS-52Cなどの捜索機器により発見した目標情報は、ミサイル射撃指揮装置 74式13改に送られ、進路・速力が算出されます。ミサイル射撃指揮装置は、算出したデーターを基に目標の未来位置を予測し、発射機(ランチャー)を指向し、ミサイルの発射を行います。そして発射されたミサイルは、ミサイル射撃指揮装置に誘導され、目標に向かって飛行し、目標物を撃墜します。
Mk.13 Mod4スタンダード・ミサイル単装発射機(写真:2010年8月1日 伏木港祭りにて撮影)
発射機正面とスタンダード・ミサイル模擬弾
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発射機後
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ミサイル未装填の発射機は遠くから見る「大きな座椅子」
Mk.13 Mod4スタンダード・ミサイル単装発射機 諸元
- 装填位置:旋回 0°と180°、俯仰範囲 90°
- 旋回範囲:360°
- 俯仰範囲:-13°~+93
- 重量:89,395キログラム
スタンダード・ミサイル(SM-1)性能諸元
- 全長:4.50メートル
- 直径:34センチメートル
- 重量:617キログラム
- 射程:長距離(18km以上)
- 速度:超高速(マッハ1以上)
- 誘導方式:セミアクティブ・レーダーホーミング
- 弾頭:通常弾頭
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