多用途支援艦ひうち：えい航装置

えい航装置

　えい航装置は、航行不能となった船舶をワイヤーロープで接続し港や修理地などへ牽引し航行するための装置です。多用途支援艦ひうちの曳航装置は、最大繰込荷重が30トン（300KN）、定格荷重が20トン（200KN）、曳航索は40mmワイヤーロープが700メートルとなっています。補給艦「ましゅう」や護衛艦「みねゆき」などの大型艦から小型船舶や潜水艦およびUS1（救難航空機）まで曳航が可能です。

えい航装置（写真：2010年7月18日七尾港祭りにて撮影）
多用途支援艦ひうちえい航装置

左前方から見たえい航装置（写真：2011年9月18日、海王丸パークにて撮影）

えい航ウインチ銘板（写真：2010年7月18日七尾港祭りにて撮影）

えい航ウインチ銘板の記載内容

多用途支援艦ひうち
艦首、艦橋、マスト、ブリッジ、艦尾、航海レーダー OPS-20、自走式水上標的、高速小型水上標的1形、水中自走標的投射架台、複合型作業艇、デッキクレーン、えい航装置、サブウィンチ、マグネット・コンパス、望遠鏡、 30センチ信号探照灯、 7.9m内火艇、放水銃

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