海上自衛隊：多用途支援艦ひうち

多用途支援艦ひうち

　「ひうち」は、海上自衛隊の多用途支援艦（各種射撃訓練の支援、消火・救難・離島に対する災害派遣などを任務とする艦）で、ひうち型多用途支援艦の1番艦です。艦名の「ひうち」は、瀬戸内海中央部の香川県の荘内半島と愛媛県高縄半島の間にある海域「燧灘（ひうちなだ）」に由来しています。多用途支援艦ひうちは、日本鋼管鶴見造船所で建造されました。2001年1月8日起工、2001年9月4日進水、2002年3月27日就役です。就役と同時に呉地方隊呉警備隊佐伯基地分遣隊に配属され、2008年2月20日に舞鶴地方隊に転属されました。

多用途支援艦ひうち AMS-4301（写真：2010年7月18日七尾港祭りにて撮影）

右舷から見た多用途支援艦ひうちの全景（写真：2011年9月18日、海王丸パークにて撮影）

艦首	艦橋	艦尾
マスト	ブリッジ

建造：起工 2001年1月8日、進水 2001年9月4日、住友重機械工業浦賀造船所
就役：2002年3月27日呉地方隊呉警備隊佐伯基地分遣隊に配属
艦船番号：4301
基準排水量：980トン、満載排水量：1,400トン
全長：65メートル
全幅：12メートル
喫水：3.5メートル
主機関：新潟原動機 6MG28HX ディーゼル 2基
出力：5,000馬力、2軸推進
最大：15ノット（約28km/h）
乗組員：約40名
兵装
電子装置
- 航海レーダー OPS-20
その他
- 消防装置一式
- 艦艇曳航装置一式
- 自走式水上標的・管制装置一式
- 魚雷回収装置一式

多用途支援艦ひうち詳細写真

自走式水上標的	高速小型水上標的1形	水中自走標的投射架台
デッキクレーン	えい航装置	サブウィンチ
テレビ空中線 M-AT-101	モビ・サット（MOBI SAT）	マスプロ衛星アンテナ
複合型作業艇	7.9m内火艇	救命いかだ
マグネット・コンパス	望遠鏡	30センチ信号探照灯
煙突	応急警報箱	浮輪
キノコ型通風筒	荒天通風筒	放水銃