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南極観測船 しらせ(初代)
南極観測船「しらせ(初代)」は、海上自衛隊に所属していた自衛艦です。「ふじ」に代わり南極地域の観測および輸送任務を行う日本で最新鋭の砕氷船でした。砕氷・輸送・観測・ヘリコプター母艦など多くの役割がありました。艦体の色がオレンジ色となっているのは、白一色の氷原の中で目立つようにしているためです。平成20年(2008年)7月30日に「しらせ」は退役し、平成21年(2009年)5月20日に新砕氷艦「しらせ」が就役しました。
南極観測船 しらせ AGB-5002(写真:2006年9月9日撮影)
建造:昭和56年(1981年)3月5日起工、昭和56年(1981年)12月11日進水し、昭和57年(1982年)11月12日就役。
艦船番号:5002
基準排水量:11600トン、満載排水量:19000トン
全長:134m
最大幅:28m
深さ:14.5m
満載時喫水:9.8m
主機関:ディーゼル電気推進
軸数および推進機:3軸
最大速力:19ノット
航続距離:(15ノット時)
乗員:170名、観測隊員等:60名
砕氷能力:氷厚1.5mの平坦氷海域を3ノットの速度で連続砕氷可能
- 連続砕氷:氷厚1.5mまでの氷は強力な推進力で連続的に砕氷し前進できます。
- チャージング砕氷:氷厚1.5m以上の氷は、いったん船を200〜300m後退させ最大馬力で前進し、氷に体当たりし氷に乗り上げる形で砕氷します。
荷役設備:貨物重量 1000トン
デッキクレーン:4基
コンベレーター:2基
エレベーター:2基
フォークリフト:9台
航空設備
広い飛行甲板および格納庫:CH-53E級大型ヘリコプター搭載可能
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