伏木港(ふしきこう)は、富山港および富山新港の併せて3つの港で構成される「伏木富山港」の伏木地区の港です。伏木富山港は、昭和61年(1988年)に外国との貿易で重要な港湾施設として国から「特定重要港湾」に指定されました。
伏木港は古くは天平18年(746年)に大伴家持が越中国司として着任した当時より「亘理の津(わたりのつ)」と呼ばれ、京都へ米を送る港として利用されていました。また、寛文3年(1683年)には、江戸幕府が全国の13港に「船政所」を設置し、その一つになっています。明治時代初期には、藤井能三ら地元の先駆者の努力により伏木港の近代化が進められ、明治32年(1899年)に開港場に指定されてからは外航船の出入りが盛んになりました。平成11年(1999年)に開港100周年を迎えました。
富山湾の西側に位置する伏木港は、立山連峰と能登半島の景観に恵まれ、一級河川の小矢部川河口を利用した内港と整備中の外港があります。環日本海側の主要港としてロシア・中国・朝鮮半島との貿易に使われています。外港は、水深14m(水深12mで暫定供用中)岸壁が整備され、5万トン級(3万トン級で暫定供用中)の船舶が係留できる岸壁及び荷捌き地、野積場からなる万葉ふ頭多目的国際ターミナルが完成しています。
伏木港 地図

小矢部川河口には、万葉ふ頭があり緑地公園が整備されています。ここも巨額の費用を投入した大きな釣堀・・・。
ルーシー号:伏木からロシアのウラジオストックへの貨客船です。日本側の代理店はFKKエアーサービス株式会社です。運行スケジュールは、週一往復で「月曜日ウラジオストック発→水曜日伏木港着」「金曜日伏木港発→日曜日ウラジオストック着」です。運賃は、往復50400円(最低クラスのカテゴリー4)、162000円(最高クラスのカテゴリー1)となっています。2006年現在。
万葉東防波堤灯台:明治10年に藤井能三(伏木港開港の父)が私財を投じ、伏木港に最初に建設した西洋式灯台である白色六角形の灯明台を再現したものです。
伏木港外港にある異様に大きな大型クレーン。一時間に500トンもの荷役能力があるらしいです。
2006海フェスタとやま
2006年7月15日(土)〜7月23日(日)の期間に「海フェスタとやま」が開催されました。海フェスタは、全国の主要港湾都市持ち回り開催のイベントで海に関連した各種イベントが実施されました。伏木港には、海上保安庁と海上自衛隊の艦船が寄港し一般公開されました。近くの海王丸パーク(射水市)では帆船・海王丸の公開やイベントが行われていました。あいにくの梅雨時で天気は今一でした・・・。2007年は名古屋港で開催されました。2008年は海フェスタいわて(大船渡市)です。
伏木港に寄港した船
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