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訓練支援艦 くろべ
「訓練支援艦くろべ」は、北アルプスの鷲羽岳を源流に立山と剣岳を主座とする立山連峰そして鉢ノ木岳と鹿島槍ヶ岳の連なる後立山連峰との間を流れる激流「黒部川」にちなんで名づけられました。戦前戦後を通じて「くろべ」と名付けられた艦はこの船が初めてです。
くろべは、高速標的機(ファイヤ・ビー改およびチャッカーV)を同時に3機管制して水上艦艇の対空ミサイル射撃訓練の支援を行います。航空標的機を海上で発射・管制する世界にも類を見ない諸装置を搭載した珍しい艦です。発射甲板には、ヘリコプターの発着艦、給油装置を有すなど幅広い任務にも対応できます。
訓練支援艦 くろべ(写真:2006年7月22日撮影)
建造:昭和62年(1987年)7月31日NKK日本鋼管・鶴見造船所において起工、昭和63年(1988年)5月23日進水し、平成元年(1994年)3月23日竣工。
艦船番号:4202
基準排水量:2200トン
全長:100.5m
最大幅:16.5m
深さ:8.5m
喫水:3.97m
主機関:ディーゼル機関 4基
軸数および推進機:2軸、固定ピッチ
速力:20ノット(約37km/H)
航続距離:約6000マイル(約11000km)
乗組員:143名(幹部17名、海曹士126名)
兵装:
- 62口径 76mm単装速射砲×1基
- 標的機多重管制装置 1式
- ミサイル評価装置 1式
訓練支援艦 くろべ 詳細写真
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