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ひがし茶屋街
旧 涌波家住宅主屋
旧 涌波家住宅主屋(きゅう わくなみけ じゅうたく おもや)は、江戸時代末期に建てられた建物です。建築当初からの変遷が明らかであり、元来の敷地に現存する歴史的建物です。金沢における藩政時代の町屋建築を知る上で貴重な遺構として金沢市指定文化財(建造物)になっています。
建物は、桁行4間、梁間6間半の規模です。明治初期に二階建てとなりましたが、建築当初は平屋で板葺き石置き屋根でした。現在は鋼板葺きとなっています。建物正面の一階各柱間に蔀(しとみ)と呼ばれる横板戸が上下に2枚入り、玄関の蔀にはくぐり戸が付いています。軒の先端部分には風返しと呼ばれる横板があり、二階の隣家境界部分の両側に袖壁、窓面には古格子があります。一階の板庇に下がる板張りは「サガリ」と呼ばれるものです。
旧 涌波家住宅地図
住所:石川県金沢市東山一丁目5番14号
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