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八坂神社
八坂神社 藤屋と空也上人ゆかりの井戸
藤屋と空也上人ゆかりの井戸(ふじやとくうかいしょうにんゆかりのいど)は、南楼門に向かって左手にあります。この場所は、明治初年まで藤屋という名前の茶店がありました。店の傍らに藤棚があったので藤屋と称していました。藤屋の初代は、この井戸の清水を沸かし、八坂神社の参詣者に出していました。参詣者がこの白湯を飲み、身を清めてから参拝したので「清めの茶屋」とも呼ばれていました。
平安時代前期の925年(延長3年)、醍醐天皇が疱瘡に罹り、多くの人々も病に苦しみました。その参上を見た空也上人は八坂神社に参籠し、天皇や民衆の病気平癒を祈願しました。その時、空也上人はこの井戸の水を用いた白湯を人々に施し、白湯を飲んだ人々は病気が治ったと伝えられています。
のちに藤屋の向かい側に、もう一軒の茶店(現在の中村楼)ができ、鳥居内にあったこの二軒の茶店は「二軒茶屋」と呼ばれるようになりました。現在は藤屋が無くなり中村楼だけとなっていますが、二軒茶屋の呼称は残っています。
八坂神社 藤屋と空也上人ゆかりの井戸(写真:2009年10月29日撮影)
八坂神社 藤屋と空也上人ゆかりの井戸 地図(Map of Fujiya and Kukai's Well, Yasaka-jinja Shrine)
オレンジ色マーカが藤屋と空也上人ゆかりの井戸のある場所です。
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